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2015.07.13 Monday

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    思いをカタチに(2)そうじ力

    2015.07.13 Monday

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      思いがモノに重なっていくと、モノはなにがしかのプラスアルファがついてきます。
      “オーラ”とか“気”と表現する人がいるかもしれません。見えないけれど、敏感な人はなんとなく漂うものを感じるのでしょう。

      それを取り除くのが、掃除です。

      数年前、“そうじ力”という言葉が流行りました。断捨離とか、カレン・キングストンの本とか、掃除がブームになった頃ですね。

      “そうじ力”。
      舛田光洋さんが提唱した掃除法です。部屋は自分自身を表わすので、整理整頓することで部屋=自分を調和する、というもの。「ありがとう」と気持ちをこめるとよい。仕上げに部屋の隅に塩を置くとなおよい、と。

      なかなか面白い内容だったので、数冊読み、実践もしてみました。塩だけは、梅雨どきだったせいもあり、やりませんでしたけれども。

      効果のほどはわかりません。3日坊主ならぬ3ヶ月坊主で、けっきょく1年後には元の散らかった部屋に戻ってしまったので。
      でも、いくらかきれいになりましたし、気持ちのほうもすっきりしました。

      そこで思ったこと。

      精神的な波動、善念や悪想念が、モノに付いたとき。
      ほこりや汚れを取り除くように、まわりにたまった気を取り除くのが、掃除のもつ隠された役割なのではないでしょうか。

      とくに水は、どうやら霊的なものを物理的にどける力があるらしいのですね。だから掃除も、ぞうきんで水拭きをすることによって、モノに加わったプラスアルファをいったんリセットするのだと思います。
      神社の手水舎で手や口を清めるのは、たぶん本当に清めているのでしょう。
      私たちが顔や体を洗うとさっぱりするのも、そういう理由があると考えると、納得がいきます。「1日の疲れを洗い流す」という言葉は、比喩ではなく、実際にしているのでしょう

      不思議ですね。昔は「そんな目に見えないこと」と無視していたジャンルですが、あるかもしれない、と考えるようになりました。

      水だけでなく、音(鈴、柏手、音楽など)や、香りなども意味を持つようです。これ以上は不勉強なので、書きませんけれども。
      ただ、気持ちが落ち着くものは、良いものだろうと思っています。

      モーツァルトの名曲“アイネ・クライネ・ナハトムジーク”の冒頭が、私は好きです。あれを聴くといつも、光がはじけるさまを連想します。
      部屋の空気が一新されて、すがすがしくなった――そんな気がするのです。

       
      JUGEMテーマ:スピリチュアル

      お知らせ(である調→ですます調)

      2015.07.12 Sunday

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        いつも読んでいただき、ありがとうございます。

        「思いをカタチに(1)もしも名前が無かったら」
        を、だ、である調 → です、ます調 へ変更いたしました。

        なんか固くて、読みづらかったもので。

        よろしくご了承ください。

        暑くなってきたので、皆様どうぞご自愛くださいませ。

        空知 拝

        思いをカタチに(1)もしも名前が無かったら

        2015.07.11 Saturday

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          物に、もし名前が無かったら。

          それは、何と呼べばいいのでしょう?

          たとえば、イス。
          “子供のころミルクをこぼしたシミがあって、それが懐かしいモノ”。

          たとえば、皿。
          “いろいろ使えて便利。結婚祝いに、職場の友人からもらったモノ”。

           たとえば、カーテン。
          “だいぶ古いけど模様が気に入っていて、まだまだ使いたいモノ”。

          私たちは、日々、モノに囲まれて暮らしています。
          イス、皿、カーテン、本、バッグ……
          だけど、もしそれらに名前が無かったら。私は最初に書いたような内容で呼ぶでしょう。

          たしかに最初は、ただの物です。
          自分の手元に来たときは。

          だけど使っていくうちに、いろいろな気持ちが、プラスアルファで付いてきます。ふだん意識していなくても、心のどこかに残像としてあったりします。

          私たちは、そういう思いを引き出すモノに囲まれて、あるいは思いをモノに積み重ねながら、日常生活をいとなんでいるのです。

          同じ物でも、人によって見方は違うでしょう。

          目の前のテーブル。

          ある人にとって、それは、
          “傷だらけだけど、それも家族の歴史。味がある。大事に使っていきたいモノ”。
          別の人にとっては、
          “けっこう使い勝手がいい。いざとなったらアイロン台にもパソコン机にもなるすぐれモノ”。
           あるいは、
          “高さは合わないし、脚にはひっかかる。使いにくくて仕方ない。早く壊れてくれないかなあ……なモノ”。

          いろいろな枕詞がつく“モノ”になります。

          であるならば。
          いい思いでいられるような、買い方をしたい。使い方をしたい。

          嫌いで使っていても、精神衛生上よろしくないはず。
          なにより、そのモノに対しても申し訳ない。

          そう……そしてそれは、モノだけでなく。
          人にも、同じことが言えるのでしょう。家族や友人、隣人に対しても。

          私にとって、あなたは?

          “大好きで、毎日いつも笑顔でいてほしい”――ひと。

           
          JUGEMテーマ:コラム

          花になる

          2015.07.07 Tuesday

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            あなたの花になりましょう。

            大輪の薔薇ではなく、野に咲く菫ですけれども。

            花びらのスカートをゆらし、葉っぱのリボンを結んで。朝露を取ってイヤリングにし、月光を集めてネックレスにします。
            仕上げに香水をひとふり。

            歌を歌ったりもします。
            もちろん小声よ。
            恥ずかしがりなの。菫ですから。

            わたしはしとやかに目をふせ、でも時々、あなたの横顔をちらちらと見ています。ふふ、こっそりとね。
            でも、もしかしたら、あなたは気づいていらっしゃるのかしら……

            あなたの笑みは、わたしの太陽。
            ほほえみかけられると、わたしはとても幸せな気持ちになるんです。
            毎日くださいな。
            大好きなのよ、それ。

            どうぞくちづけてください。
            わたしは、あなただけの花になりたいのです。

             
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            JUGEMテーマ:恋愛詩+゚*

            花を買う

            2015.07.03 Friday

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              たまに花を買います。

              ほとんどが鉢植えです。
              切り花より安いですし、地植えにすれば、ひとつの季節をずっと楽しませてくれます。

              なぜ花を買ってしまうのでしょう?
              雑草が出てきたら抜かなければならないし、毎日水をやらなければ、しおれてしまう。外に置いたら、夏場は水をやりに出るたび蚊に刺されて、大変です。

              なぜ?

              美しいから、だと思います。
              かわいいから。きれいだから。
              優雅だから。豪華だから。はかなげだから。

              花でお腹はふくれないのに?
              Yes. 花たちは、心に栄養をくれるのです。

              暗い街角にパッと明るく開いた黄色いユリ。うつむいて歩いた道端に、風にほのぼのとゆられるネジバナたち(花だけでなく、茎までねじれているそうです)、デルフィニウムの繊細な美しさは芸術的で、ドビュッシーの音楽を連想させます。

              誰が見ていても、見ていなくても、その姿が変わることはなく。
              やさしい花たちのほほえみに、今日も、心をいやされるのです。

               
              JUGEMテーマ:花の有る暮らし
              JUGEMテーマ:花のある暮らし