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2015.07.13 Monday

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    スコーンでアイス

    2010.07.29 Thursday

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      「うーん、暑いわ」

      気温が高くなると、クッキーやチョコレートに食指が動かなくなる私です。
      「こういう時は、冷たいものに限るねぇ」
      そして、冷蔵庫にはゼリーやアイスがぎっしりストックされるようになります。

      「でも、たまにはスコーンが食べたいな」
      スコーンミックスの手軽さを知った栗栖氏は、母の日以来、たびたびリクエストしてくるようになりました。
      「あれって作るの簡単だろ? きみの焼きたてのスコーンはおいしいんだよね」
      キラキラとした瞳、全開の笑顔。

      夫をうまく操縦するには笑顔とほめるに限る、と私は本で読みましたが、逆もまた真なりということを、栗栖氏もどこかで(あるいは本能で)会得しているようです。うーん、くやしい (笑)。

      「暑いよ」
      ちょっと抵抗してみます。
      「食べたいな」
      にこにこ。
      「面倒くさいよ」
      「手伝うから」
      「……」

      作りました。
       

      今回は夏バージョン。
      栗栖氏のアイデアで、中にはさむものをジャムではなく、アイスにしてみました。

      スコーンを冷蔵庫で冷ましてから、二つに割り、アイスをはさみます。
      在庫であったレディーボーデンのメープル味でやってみましたが、とてもおいしかったです。
      スコーンの乾いたバターの香りと、アイスの冷たいなめらかさが、絶妙にマッチしていました。

      「メープルアイスは、きっとスコーンに合うと思ったんだ」
      アイデアマンはご満悦。横より縦のほうが長くなったスコーンアイスを、顎をはずしそうにしながら食べていました。
      「夏にはこういうスコーンもいいわねぇ」
      「な? いけるだろ?」
      「うん」
      私は冷えた歯を熱いコーヒーであたためながら、うなづきました。
      お義父さんは、入れ歯でこれにかぶりつくのは難しいと判断したらしく、分解して味わっていました。
      「ん、うまい」

      入れるものや量を自由にアレンジできるのは、手作りのいいところですね。コストも安くすみますし、なにより想像したその通りにおいしいと、うれしいものです。

      スコーンはまだ残っています。アイスも。
      おうちスイーツ、しばらくみんなで楽しめそうです。

       
      JUGEMテーマ:おやつの時間

      のんびり週末(ハーゲンダッツ “アーモンドプラリネクリーム”)

      2009.09.20 Sunday

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        のんびりした週末です。

        土曜日は、まず洗濯。それからホームベーカリーでグラノーラパンを作りつつ、ちょっとうたた寝。
        昼は栗栖氏と、久しぶりに図書館まで。選ぶのが楽しかった。数冊本を借り、帰りにスーパーへ寄って買い物。
        午後は2人共ずっと読書ですごし……と言いたいところですが、私はまたうたた寝。いやもう今週は忙しくて。7時前に起こされました。
        夕飯は栗栖氏お手製の餃子。私は包むのを手伝い、あとスープを担当。プランターのバジルが枯れかけているから、なにか料理に使わなくちゃね、などと話をしながら。ゴーヤは花を咲かせたけど、実はなるだろうかとも。
        お腹がいっぱいになった栗栖氏は、9時にはことんと寝入ってしまいました。私はようやく目が冴えてきたので読書開始。12時半に消灯。

        日曜日は朝から快晴。布団を干して、また2人で読書。
        午後は『レディ・ホーク』のDVDを観ました。あのシンセを多用した音楽はコスチュームものには合わないのでは、という意見が交わされました。
        それから栗栖氏は読書のつづきを。私は『アイアン・ジャイアント』のDVD。ストーリーが秀逸。
        夕飯は、前日の残りを利用した水餃子鍋。半分だけ使って、後日ラビオリ用にと取っておいた数個も、「なんだか食べ足りないぞ」と鍋に投げこまれてしまいました。
        豆を挽いてコーヒー。
        食後は誘われてコンビニへ。金木犀の香りがただよう夜道、昔話に花が咲きました。コンビニではハーゲンダッツの新作、期間限定の“アーモンドプラリネクリーム”を発見。2人で分け合って食べました。美味!
         

        栗栖氏は読書の続きをしています。私はこうしてブログの更新。さて文章ができました。アップしましょう。
        それでは皆さん、おやすみなさい。よい週末を。
         
        JUGEMテーマ:日記・一般

        源吉兆庵“涼観水(りょうかんすい)”

        2009.09.03 Thursday

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          見るからに涼しげな水の世界。芸術品ですね。
          食べ物の中にも自然を模す、日本人の遊び心と美のセンスを感じます。
          食べるのがもったいないくらい……。

           
          JUGEMテーマ:いただきもの♪

          ハーゲンダッツ “ソルベ フランボワーズ”

          2009.08.19 Wednesday

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            真夜中まで鳴いていたセミも、ここ数日は、草むらの虫に舞台をゆずっています。
            窓から入ってくる風が、ひんやり肌寒く感じられるようになってきました。

            日中はまだ夏ががんばっていますが、夕方をすぎると、晩夏が色濃く現れます。

            すだれ、うちわ、木綿のワンピース、アイスピッチャー、氷まくら……
            涼をとるのに必要な、夏の必須アイテムも、そろそろ必須の字が取れてきました。
            秋物を用意しておこうかな……そんなことを考えたりもし始めています。夏ももう折り返し地点です。
            ホッとしたような、寂しいような。


            残暑の残る夕方に。
            冷凍庫から、シャーベットを取り出しました。

            普段はアイス党の私ですが、夏はシャーベット一辺倒になります。アイスほど舌に甘ったるさが残らず、カキ氷ほど頭がキンとする冷たさがない。さっぱりと甘いシャーベットは、今年もおいしい幸せを運んでくれました。

            ハーゲンダッツ、“ソルベ フランボワーズ”。
            カシスのような色と、甘ずっぱさ。シャーベットに感じている上品なイメージもあり、どこかのレストランで、デザートにいただいている気分になりました。

            シャーベットを食べるのも、今年あと何回あるだろう……
            スプーンで1さじ。夕焼けが、舌の上で涼しく溶けていきました。

            口の中が冷えてきました。
            遠くからつくつくほうしが聞こえてきます。

             

            ピノ(生キャラメル味)

            2009.02.02 Monday

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              真っ赤なお鼻のダーリン栗栖氏。
              家中のくずかごが、ティッシュの山になっています。

              鼻がつまっているため、息も苦しそうです。呼吸の合間にご飯を食べ、でも味が分からないようで物足りない顔をしています。
              そんな状態が数日続き。

              仕事から帰ると、ちょうど出かけようとしている栗栖氏とはち合わせしました。
              「どこへ行くの?」
              「コンビニまで、アイスを買いに」
              「ええっ」
              そんなの食べたら風邪が悪化する、と止める私と、いや食べる、風邪の時いつもアイスを食べていた、と言い張る栗栖氏で押し問答になり、結局、いっしょに買いに行きました。

              夕飯後。
              淹れたてのコーヒーと、設定温度MAXのこたつ。体の中も外も、保温対策を万全にして。

              いただきました。
              ピノの新作、生キャラメル味。

              最初はごく普通(?)の冷たいアイス。
              それが、舌の上で溶けていくにつれ、口いっぱいにキャラメルの甘く、濃厚な香りが広がっていきます。

              んー、キャ ラ メ ル (#^^#)。

              うっとりしていると、栗栖氏も自分の分をぱくりと口に放り込み、
              「うん、キャラメルだねー」
              おいしそうに目を細めました。

              あら?
              「匂い、分かるの?」
              とたずねると、
              「少し、嗅覚が戻ってきたみたいだ」
              赤むけた鼻も痛々しい栗栖氏、匂いの確認にもう1個とばかりに、次のピノに手をのばしました。
              「うまい」

              よかった。鼻が通るようになってきたみたいです。
              じきに、風邪も良くなることでしょう。