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2015.07.13 Monday

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    シュークリーム(『Always 続・三丁目の夕日』)

    2007.12.12 Wednesday

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      『Always 続・三丁目の夕日』を見てきました。
      ちょっとせつない感動をくれた前作の、その後が描かれていました。新しい登場人物も増え、ストーリーも複雑になって、それでもラストがきちんと着地できているのは、脚本が上手いからでしょう。

      今回も、いつものメンバーが出てきます。駄菓子屋をしながら売れない作家をしている茶川さん、彼と共に暮らすようになった淳之介くん、お向かいの自動車修理屋、鈴木さんと奥さん、一平くん、住み込みの六子ちゃんたちが、スクリーンをワイワイと走り回ります。

      大人は仕事をし、ケンカをし。子供が親の手伝いをし、友達と遊び。隣人の夕飯の世話をしたり。テレビが来れば近所中が見に集まってくる。
      何も無かったけど、生きるのに必死だったけど、皆がいた。そんな時代だったろうと思います。

      今、「昔は良かった」と、安易に言うつもりはありません。携帯電話も電子レンジもない生活に戻るのは、やはり無理があります。
      でも、昔あった何かを、また呼び戻すことはできるのではないでしょうか。たぶん、ほんのちょっとの笑顔と、やさしい思いが、それをもたらせてくれると思うのです。


      さて、前作に続いて、今回も出てきたシュークリーム。雲のようにモコモコとした形で、おいしそうでした。
      私も食べたい! と、ビアード・パパに行って、シュークリームを買ってきました。映画のとはちょっと違う、皮がカリッとしたものです。クリームたっぷりでおいしかったです (^^)
      袋から出すやいなや食べてしまったので、シュークリームの写真はなし。代わりに袋だけ写しておきますね (笑)。

      『主人公は僕だった』 〜チョコチップクッキー

      2007.06.09 Saturday

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        平凡で面白みのない男、ハロルド。あるとき彼の頭の中に、ナレーションが聞こえてくる。しかもその声は、近い将来、自分が死ぬというのです。
        あわてたハロルドは、声の主を探そうと、必死で探します。そうしながら、話の結末を変えようと、自分のやりたかったギターを始めたり、恋をしたりするのですが……

        公開中の映画『主人公は僕だった』は、こんなふうに進んでいきます。

        ハロルドは会計検査官。ある日、税金を未払いしているパン屋に出向き、店長のアナに出会います。

        最初、彼女はハロルドに意地悪をしますが、彼が仕事を終えて帰ろうとしたとき、チョコチップクッキーをすすめてくれます。
        甘いものは苦手だというハロルドに、アナは言います。
        「いやなことがあっても、家に帰ってママの作ったクッキーを食べれば、元気になるのよ」
        そして、チョコチップクッキーをコーヒーに浸す食べ方を教えてくれます。
        ゆっくりクッキーをほおばるハロルド。
        「うまい」
        そこから彼と彼女の恋が始まります……

        ちょっとファンタジックなストーリー。なにかを始めたくなったり、だれかにちょっと親切をしたくなりました。
        見終わってほんわかする映画です。ぜひどうぞ (^^)
         

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        2005.09.04 Sunday

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          たまっていたTVドラマの録画を、午前中、見ていました。

          『海猿』9話目。
          同僚の死にうちのめされた仙崎(伊藤英明)が、苦しみ、そこからどのようにして立ち直っていくのか、という回でした。
          上司の過去が明かされ、それと照らし合わせて自分を見つめなおす仙崎。最初はおバカな面しか見えていなかった仙崎の、その後見えてきた仕事の横顔を、理解し支えていくようになる環菜(加藤あい)。うーんいい話じゃないの、泣けてきたわ。

          と、そこへ。
          ピンポーン。
          いいところだったのに〜。ビデオを中断して玄関へ。
          「こんにちはー」
          野菜のマークのトラックが、家の前に停まっていました。家族が週1回配達をたのんでいる、有機野菜の宅配でした。
          「はい?」
          私が出ると、若いお兄ちゃんは、
          「今日は、回収する箱はありますか?」
          そう言うと、私の顔をちらっと見て、すぐ目をそらせました。
          「あ、ないみたいです」
          「これ、次回のリストですので」
          「はい」
          「それじゃ」
          兄ちゃんは、視線を合わせないまま、用件をすませるとサッサと帰っていきました。正味10秒くらい。
          「ごくろう……さまでした……」

          まったく今ドキの若いもんは。ちょっとアンタ。商売してるんなら、ちゃんと客の顔を見て応対しなさいよ。笑顔のひとつも作るのが社会人としての礼儀でしょ。
          と、胸の中でブツブツ言って。
          はたと立ち止まりました。
          もしかして、私の目、真っ赤……???

          『海猿』でティッシュ5枚使っていた私は、充血した目、はれぼったいまぶた、赤い鼻という、見事に“泣きはらした顔”になっていたのでした。
          兄ちゃんゴメン、気を使ってくれてたのね……(^^;;;

          『タイタンズを忘れない』

          2001.04.04 Wednesday

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            全員が主人公。コーチも、選手たちも、親たちも……

            時代は1970年代アメリカ。人種の壁は表向きはとりはらわれたものの、実際は断絶状態のまま。バージニア州の田舎町アレキサンドリアでも、人々は小ぜりあいをくり返していた。
            白人と黒人の高校が統合され、フットボール・チームのヘッド・コーチに黒人(デンゼル・ワシントン)が就く。前からいた白人のコーチ(ウィル・パットン)は面白くない。当然選手たちもいがみ合う。
            皆はヘッド・コーチの独裁者ぶりに反感をおぼえるが、いつしか彼の語るフェア精神に心を動かされていく。そしてそれは町の人々をも変えていくのだった……

            実話の映画化。スポーツは本当に人と人とを結びつけるのだな、と感動しました。映画の中の語りには、努力して壁をとりはらった人のもつ誇りが感じられました。今でもこの町の人達はみんな仲がいいそうです。肌の色に関係なく。
             

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            『初恋のきた道』

            2001.03.05 Monday

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              たあいもない話。村の女の子が、小学校に赴任してきた青年教師に恋をする、ただそれだけのこと。なのに、なぜ涙が出るのでしょう?

              それはたぶん、彼女が恋する姿がとてもいとおしいから。純朴で、ひたむきで。私たちが大人になっていく途中でどこかに忘れていったピュアな気持ちを、彼女はここに持っています。あふれるほどに。

              教えている彼の声を聞こうと、学校のまわりを歩く彼女。恥じらって背をむけると、三つ編みにしたお下げがピョコンと揺れて。にぎりこぶしすらかわいらしい。金色に色づいた木々の間から見え隠れする彼女と……彼。

              やさしい、やさしい恋物語。映画は現在の彼女も映しながら、なつかしい過去を色彩豊かに描きだします。

              チャン・イーモウ監督の最新作。2000年ベルリン国際映画祭 銀熊賞受賞
               

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