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2015.07.13 Monday

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    春旅行・3 高山祭

    2001.04.17 Tuesday

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      雲行きがあやしくなり、小雨がポツポツ。こうなると高山にいる人は皆ソワソワしはじめます。少しでも雨が降ると、お祭りは中止になってしまうからです。

      この高山には年に2回「高山祭」がありますが、春と秋では違います。春4/14、15に開催されるのは「山王祭」、高山市南半分の氏神様である日枝神社(山王様)のお祭りで、秋10/9、10に開催されるのは「八幡祭」、高山市の宮川以東の北半分の氏神である桜山八幡宮のお祭りです。地区から氏神様までちがうんですね。

      春旅行・2 松本城(2)

      2001.04.16 Monday

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        展示品にはさまざまな型の鉄砲があり、彫刻や彫金がほどこされていました。さすが刀のツバを芸術にまで高めた日本、鉄砲もきれいにデコレートしているなと感心しました。

        すごかったのが階段。傾斜が60°以上のものもあり、1段の高さは大人の膝くらい。幅は狭く、板も足がはみ出る小ささ。最下段がほとんど真下に見えます。これははしごか。
        足をすべらせたら下までノンストップは確実。大人も子供もへっぴり腰で手すりにしがみつき、こわばった表情で上り下りしていました。まあそもそもの城の存在意義が「敵からの防御」というのは分かるんですが……後世の観光客のためにもう少し階段の勾配をゆるくしてもらえなかったのかと……(*^^*)
        そのいちばん急な階段では、係のおじさんが、万が一落ちてもキャッチできるよう脇に立っていました(^^;;;

        城を出るときは、誰もが「あー怖かった」とホッとした表情。命からがら脱出する敵の気分でした。

        春旅行・2 松本城(1)

        2001.04.15 Sunday

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          まずは松本城へ。まわりをとり囲む桜が満開! ここは今が春爛漫です。記念撮影をとってから、さて入ります。内堀の橋は、人が2人やっとすれ違えるくらいの幅でした。大勢で攻めることができないようとの配慮でしょうか。

          門をくぐり、敷地内へ。壁が真っ黒。「烏城」と呼ばれているそうです。そして天守閣の土台の石は隙間だらけ。なんかてきとうに空いているところに合いそうな石を入れてみました的なアバウトさに不安を感じつつ、でも400年も建ち続けているんだからと自分に言いきかせます。

          城っていうのは白亜の御殿じゃないと思い知ったのは窓。二重の格子になっており、格子をそろえれば外が見え、ずらせば外界を遮断することができます。敵が鉄砲をむけても、中の人が大丈夫なようになんですね。

          弓矢や鉄砲用の、外が狭い小窓もありました。

          春旅行・1 時間を逆行

          2001.04.14 Saturday

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            TVで高山のお祭りを見た母が、
            「かおりっ、高山に行くわよっ」
            鶴の一声。職場を休んで2泊3日の旅をしてまいりました。

            朝の3時半起床。4時半に家を出、4時55分に始発の電車に。
            恐ろしいことに、ただでさえ早朝で冷えこんでいるのに、電車には冷房が入っていました。車掌がスイッチを押しまちがえてるとしか思えない。おかげで私は肩こりが悪化、母は花粉症が治ったばかりだというのに風邪をひき、旅行中ずっと鼻をかんでいました。

            新宿からツアー客と合流、特急のぞみで松本めざし出発。(ちなみにこちらは暖房がきいていました)
            電車から流れる景色を見ていて思ったこと……タイムマシンに乗ったみたい。
            関東では桜は葉桜、今はつづじが咲こうかというところ。なのに、1時間も走っていると、桜があわい色で咲きはじめ、水仙も木蓮もこぶしも花開き、梅まで満開でした。
            なんだか時間を逆行して、春をもう一度体験し直しているようでした。

            板谷波山とろくろ師

            2001.04.10 Tuesday

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              先日、板谷波山展に行ってきました。伝統的な日本の器と、アール・ヌーヴォーの耽美さがミックスされた陶器が並んでいて、和洋折衷の美しさがありました。アール・ヌーヴォー的なのは前期で、後期の作品はデザインがより日本的なものになっていました。会場には百を超える陶器が展示され、見ごたえがありました。

              会場の出口付近に、一枚の写真がありました。男性がろくろを回し、その手元を、波山が厳しい表情で見守っているものでした。ろくろ師の名は現田市松。波山が30代後半のとき、現田に出会います。それ以降、現田は波山の助手として終生をろくろを回し、波山はデザインに専念、自らの道を極めていったのでした。

              板谷波山という名前の影に、50余年もの間もくもくとろくろを回し続けた人がいたのですね。そして二人三脚は1人では走れない。昭和38年、現田が事故で死去すると、後を追うかのように、波山もその年に亡くなりました。
               

              花美術館 vol.33―美の創作者たちの英気を人びとへ 特集:板谷波山

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