スポンサーサイト

2015.07.13 Monday

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    迷っても

    2007.04.27 Friday

    0
      迷っても 大丈夫
      道は どこかに 通じてる

      セモリナ粉の隠し技

      2007.04.26 Thursday

      0
        いつか自家製のパスタを作ろう、と思って買ったデュラム・セモリナ粉。
        そのうちやるから……と先延ばしにして半年、一年。
        ついに賞味期限が切れてしまいました。

        困っていたら、ある本に、セモリナ粉で作ったパンが載っていました。
        ええ? パスタ用の粉なのに、パンなんか作って大丈夫なの!?

        レシピは、普通の食パンとほとんど同じ配合です。写真も普通の山型パンでした。
        半信半疑で、作ってみました。(といっても、いつものホームベーカリーでポン、ですが)
         

        驚きました。普通のパンができました。
        皮がややカリッ、中がややもちっ、ですが、食パンとほとんど変わらない見た目と味でした。
        おいしかったです。

        薄力粉や強力粉なら、いろいろできることは知っていました。
        ケーキ、天ぷら衣、スープのとろみ、パイ、クッキー……
        でも、セモリナ粉はセモリナ粉。パスタ専門だと信じていました。パンなんて技があったんですね。目からウロコでした。

        これからは、もっと発想を柔軟にしてみようと思います。
        思ってもみなかったものが使え、パンの世界も広がることでしょう。
        まずは、余っている上新粉を試してみましょうか。
        でも、今はちょっと忙しいから、そのうちに……

        雑草

        2007.04.25 Wednesday

        0
          ぬいてもぬいても、はえてくる雑草。
          最近は、あまりぬかなくなりました。
          葉が陰を作るので、地面が乾燥しにくくなるからです。
          雨が降っても、土が流れなくなりましたし。
          決して、私がものぐさだからじゃありません。はい。

          挿し木

          2007.04.24 Tuesday

          0
            挿し木には、時間がかかる。

            切り離した枝を
            土に挿し、日をあて、水を毎日やるが、
            葉はしおれ、茎は力なくうつむく。

            それでも、生きようとする植物の力よ。
            地面の中でなにがおこっているのか。

            それまでは茎だったところから、
            根を作りだす、
            しなやかな強さか、それとも生みの苦しみか。
            しかしそれは、新たな土台となる。

            すぐではない。
            それでも、
            葉はいつしか地面をはなれ、茎は空を見上げる。
            そして、若芽。

            かの地から、この地へと移り来た、君よ。
            君の強さを、わたしはたたえる。

            セージ

            2007.04.23 Monday

            0
              セージの株が古くなってきたので、挿し木にして新しくすることにしました。1月前のことです。
              セージの挿し木が難しいことは、以前失敗したことがあるので分かっていました。今回は4本の芽でやってみました。

              毎日水をやり続けて5日、10日……。葉がどんどん灰色になって、地面に垂れていきました。
              半月たち、4本のセージはミイラのようになっていました。

              「枯れたんじゃない?」
              「いや、セージは根付くまでに時間がかかるから」
              しかし、ためしに地面からぬいてみると、根もなにもなく、茎はつるんとしたままでした。

              3週間たったところで、あきらめました。



              今日、ふと見たら、セージにまだ緑色が残っていました。
              いちばん上の、小さな2枚の葉。
              米粒のようなその一対だけが、かろうじて色を保っています。
              しかし、ほかの葉はとうにぜんぶ枯れている。

              迷いました。
              この緑の葉は、最後に枯れようとしている2枚なのか、それとも、生きようとしている最初の2枚なのか?

              私はしゃがんで、葉をそっとなでました。
              灰色の葉の上にある緑のそれは、風にまたたいているロウソクの火を思わせました。
              まだわからない。わからないけれど……

              「……」
              私は立ち上がりました。そして、じょうろを探しに、家に戻りました。