ミスマッチ
2007.07.31 Tuesday
最近、塩と小豆のマフィンとか、よもぎと小豆のケーキとか(どちらもドトールですが☆)、ちょっと変わった組み合わせのお菓子を目にしました。
少し前ですと生クリームどら焼きとか、いちご大福が当てはまるのかな、なんて思いました。こちらはすでにスタンダードと化していますが。
この、変わった組み合わせを作るとき、メーカーなどではどうするんでしょうね?
「この味はとても新鮮です」
「いや、ミスマッチじゃないか」
「きっと若者にウケて、流行になりますよ」
「危ない橋は渡りたくない」
いろいろ議論を戦わすんだろうなあ、なんて想像したりします。
斬新すぎて“新しいおいしさ”にならずに消えてしまったものも多々あると思いますが。
コンビニのレジ脇で「塩バニラ」チョコを見つけ、つい手にとってしまいました。
チロルチョコ。過去に数々の怪しい……新しい発想のチョコを発売しているメーカーです。
まず、30円という、懐が痛みを感じにくい価格がいいですね。
パッケージは、まったりとしたソフトクリームとやけに大きい塩の結晶の絵に、メタリックなブルーの背景。夏の暑苦しさとさわやかさを演出しているようです。
怖いもの見たさ。おいしければ新しい世界が開ける。失敗しても話題にはなる。
食べてみました。
甘いねっとり感(一瞬ぎゅうひかと思った)がバニラソフトを、じゃりじゃりしたものが塩を演出し、そんな両者を、普通のチョコがあやういバランスでまとめている。
……これ、けっこうイケますね?
以前、横浜のアイスクリーム屋でソルトアイスを食べたことがありまして、その時もなかなかおいしいと感じました。そういえば、大福といえば豆大福ですし。
お菓子にはややミスマッチな塩モノ、マイブーム(死語?)になりそうです。
おうちパンの懐
2007.07.24 Tuesday
それにしても、今回の、温度が予熱の最中に焼き上がってしまったのには驚きました。
1gの差も出来ばえに影響してくることもあるお菓子と違い、パンは、少しくらい材料が多くても少なくても、それなりに出来てくれるんですね。
パンって、懐が深いなあ、と感心しました。
パン屋さんのようにふっくらした、大きさも形もそろったものは作れないけど。
二次発酵さえ気をつけていれば、あとはなんとか出来上がる。
アバウトだけど、おいしいパンです。
具は、台所にあるものを適当に。レーズン、チョコ、チーズなど。量もその日の気分次第で。
甘いものを入れれば菓子パンに、塩気のあるものを入れればおかず系パンになります。
形も丸くしたり、細長くしたり、大きくしたりと自由です。
パン屋の作るフランスパンや、デニッシュなど、細心の注意を払って作られるものもありますが。
フランスに、フランス料理と家庭料理があるように。家庭には家庭でできるパンがあるんですね。
こんどは何を作ろうかな。
ベーコンパン、ジャムパン、じゃがいもパン……
「レーズンがぎっしり入ったレーズンパンを食べたい」
「オリーブパンの一口サイズを作って」
家族の細かなリクエストに応えられる、おうちベーカリー、開店です。
成形パンは手さぐりで
2007.07.21 Saturday
成形パンに挑戦してみよう、と思い立ちました。
レシピを調べてみました。
が、これが基本の配合、というのが見つかりません。どれも分量がまちまちです。
困って、それぞれの分量の平均をとる形にしました。
材料をホームベーカリーに入れ、こねて、1次発酵までやってもらいます。
出来た生地は、水分が多いのか、もったりしていて、べたべた手にくっつきます。
粉を山とまぶしてみたり、スケッパーで切れなくて引きちぎってみたり、つぎ足してみたり。なんだかやってはいけないとよく本で注意されていることをみんなやってしまいました。
悪戦苦闘のすえ、なんとたたきかつぶし……ガス抜きをして、具をいれて、丸くします。
2次発酵でオーブンに入れたときは、生地はあちこち角がたったり、足された生地の境目がはっきりわかったり、合わせ目がしわしわだったりと、あわれな状態になっていました。
さて、2次発酵。
これも温度も時間も、本によって30度だったり35度だったり40度だったり、時間も20分から1時間以上とばらばらです。いちおう真ん中をとって35度で40分にセット。それでも、40分たって見てみても、生地がちゃんと2倍になったか、まだ充分でないのか、それとも過発酵しているのか、わかりません。
このまま焼きに入っていいのか不安です。
やけくそで、焼きへ。
まずは焼く温度まで上げるため、予熱をします。
これも温度がわかりません。とりあえずバタロールの作り方を参考に、予熱を180度にセット。
予熱の間は暇です。
台所に散乱している、粉だらけの調理器具を集めて、洗うことにしました。
そこへ、
「おっ、やっているね」
と、家人が台所に顔を出してきました。
「今どこ?」
「予熱をしているところ」
洗いものをしながら答えます。
オーブンをのぞきこんだ家人、
「……パン、焦げているみたいだよ?」
「えっ!?」
なんと、予熱中の段階で、パンが焼けてしまいました。
こんなのでいいのでしょうか……?(^^;;;
とりあえず、初挑戦の成形パンは、無事、焼きあがりました。
パンは、おいしかったです。
幻のシュークリーム
2007.07.20 Friday
今日は仕事の後、姫さん(仮名)とお茶をしました。姫さんは、隣の席にいた人で、私のあだ名「ハムちゃん」の命名者です。
職場近くのケーキ屋に行き、渋皮のモンブランとコーヒーを注文。
……ええと、写真には写っていませんが、シュークリームも追加で頼みました (笑)。だって、おいしそうだったんですもの (#^^#)。
が、モンブランが思いのほかボリュームがあり、お腹がそれでいっぱいに。しぶしぶながら、シュークリームは持ち帰りとなりました。
(モンブラン、けっこうカメラが上から撮っていて、このかんじです。普通のケーキ2個分はある高さでした。くやしいけど満腹!)
家でゆっくり食べようと思ったら、「おいしそうなのがある」と、見つけた家人に食べられてしまいました。
えーん、大きなメロンゼリーも買ったのにい。どうしてそっちを取らないのよ〜 (*^^*)。
欲張りは三文の損(?)ですね。
姫さん、またあのケーキ屋に行きましょう! シュークリームをリベンジしなきゃ! o(><;)o
(写真にシュークリームはありません。最初はケーキセットの話を書こうと思っていたんですねー。シュークリームも余分に食べようとしてたなんて、欲張ってることは隠してるつもりだったので、カメラの外に追いやっていました。はは……)
ロイヤルコペンハーゲン(アッサム)
2007.07.17 Tuesday
カップ&ソーサーは素敵だけど、高くてとても手が出ないロイヤルコペンハーゲン。
紅茶も手が届きませんが、ポイント交換というルートで (笑)、我が家にもロイヤルコペンハーゲンがやって来ました。
白地に紺の線がすっきりと、清涼感があります。コロンとした形、曲線が多いデザインは、そこに甘い雰囲気も加えています。
蓋を開けてみて、あらと驚きました。また中に蓋があります。日本の茶筒みたいですね。
取っ手のついた中蓋は、開けようとすると意外に頑固。なかなか固いです。
逆に言えば、それだけ密閉性があるということなのでしょう。中蓋が小さく出来ているのも、湿気を入れたくないという理由からそうなっているのかもしれません。
メーカーの気配りが感じられました。
さて、アッサムの味は。
渋みがまったくない、軽い味わいが素敵でした。
チーズケーキにもよく合って、おいしかったです (#^^#)。