母の日に思う
2010.05.11 Tuesday
今年の母の日のプレゼントは、生きのびることができた私の命。リボンをかけて贈りましょう。
……なーんてブラックなことを言って、無料(タダ)で済まそうとはしないで。
スコーンを焼きました。
まあ、ミックス粉を使ったので、ちょっとズルというか、粉を混ぜる工程をはしょって楽をさせてもらいましたけども。(#^^#)
焼くにつれて、スコーンが口(?)を開けていくのが楽しい。少し乾いた、粉っぽい甘い匂いが台所に広がります。
形のいいのを選んで、まだ温かいうちに持っていったら、喜んでもらえました。よかったよかった。お父さんと、お茶の時間にどうぞ。
でもやっぱり、本当のプレゼントは私の命かな。(←しつこい?)
あれですねー。自分もいつか死ぬんだと実感すると、死はタブーな話題ではなくなりますね。むしろジョークなどでどんどん言えます。嫌がられるのであまりやりませんが (^^;)。
――それまでの私にとって、死は他人事でした。自分が死ぬなんて、考えたこともなかった。もちろんいつかは寿命になるのでしょうが、まだ何十年も先のことだし……。目をそらせ、必死に違う方向に顔を向けていました。
今は、視界のすみに死がいるのが分かっています。まあいいか、という気持ちです。いるならいるでかまわないし、私は今やるべきことをしていましょう、と。
死を考えることは、生を考えることだ、とよく言われます。その通りでした。
今年もまた、母の日に。
私はプレゼントを作ることができて。
あげる人がいる。
そのことを、うれしく思います。
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目の前に象が迫っていても、曇りなだけなどと言うな
2010.05.08 Saturday
耳をふさぐな
目をそらせるな
それは確かにある
身内だけで笑うな
本来はどこを見るべきか?
無いとまわりが言うから無いのか
仲良しクラブは平和なときだけ
ひとたび地がゆれれば
人は低くなり
建物は飲みこまれ
国は線を変えるだろう
大丈夫という保障はあるのか
すでに兆しは現れてきているのに
享楽におぼれ
ふりあげた手がつかむのは泡だらけの夢
足元のじゅうたんはすでに引きずりおろされて
バランスをくずしたら
倒れるだけ
――ただ 倒れるだけ
目をそらせるな
それは確かにある
身内だけで笑うな
本来はどこを見るべきか?
無いとまわりが言うから無いのか
仲良しクラブは平和なときだけ
ひとたび地がゆれれば
人は低くなり
建物は飲みこまれ
国は線を変えるだろう
大丈夫という保障はあるのか
すでに兆しは現れてきているのに
享楽におぼれ
ふりあげた手がつかむのは泡だらけの夢
足元のじゅうたんはすでに引きずりおろされて
バランスをくずしたら
倒れるだけ
――ただ 倒れるだけ
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