スポンサーサイト

2015.07.13 Monday

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    2012総括

    2012.12.31 Monday

    0
      去年は、病後のリハビリとして、単発の仕事を転々としていました。

      今年もその延長ではありますが、安定してきました。
      夏から始めた短時間のパートは、今の体調に無理のないもの。春に辞めたパート先からは、先日声がかかり、再度始めることになりました。
      どちらも、しばらくお世話になりそうな予感。ありがたいことです。

      生活にメリハリが出てきました。


      あと今年の小さな変化は……

      手帳をバーチカル式に変えました。
      庭いじりは放棄。
      ずっと財テクに拒否感があったのですが、それは変えなければいけない、と考えるように。
      ゼブラのクリップオンマルチ(4色ボールペン+シャープペンシル)は見ると買ってしまう。
      勉強はサボリ中。

      そんな1年でした。


      社会的には、政治を身近に感じるようになりました。
      政策と生活は連動していること。国際問題も、長い目で見ていくと、いずれ自分たちの生活にかかわってくるのだろうこと。
      他人事ではいけないと、強く思うようになりました。
      12月16日の衆議院議員総選挙は印象的でした。


      ゆるやかに、今年が過ぎ去っていこうとしています。
      船が大きく迂回するように、自分も社会も、どこかへ静かに針路を変えていった気がする2012年。

      来年はどんな年になるのでしょう。どうかよい方向に行きますように……。
       

      クリスマス2012

      2012.12.26 Wednesday

      0
        12月24日。
        日本中が、1億総“にわかクリスチャン”になる日です。

        うちの男達は、夕飯は何にする? というわたしの問いに、
        「普通のごはんでOK。フライドチキンなんか無くてもいい」
        とものうげに答えていましたが、じゃあケーキもいらない? とたずねると、とたんに背筋をのばし、目を輝かせながら、
        「24日にケーキは必須!」
        口々に主張を始めました。ああ、ここにもにわかクリスチャンが。

        そんなわけで、夕飯後に、クリスマスケーキを作ることになりました。


        去年に続いて、栗栖さんとの合作です。

        スポンジは市販のもの。

        まずシロップを作ります。水少々に、砂糖をとかし、洋酒を入れてアルコールを飛ばします。
        そこにインスタントコーヒーを加え、やや苦めの味付けに。
        火を止め、冷めたところで、スポンジの上下に塗って染みこませます。

        バナナをスライスし、生クリームを泡立てます。
        スポンジの間にバナナと生クリームをはさみ、全体にも生クリームをまんべんなく塗ります。
        (左官屋さんの腕の見せどころです)

        上にバナナの残りを並べ、ココアをふりかけて、できあがり。

        シンプルなバナナのショートケーキです。
         

        ケーキ屋でワンホール3,500円のケーキを買った日には、6等分にきっちり分ける我が家。ナイフを持つ手は、均等に切り分けられるか厳しい視線が注がれます。皿に分けられた後も、他人のピースのほうが大きいかもしれないという疑惑を捨てきれないまま、自分の割り当て分をかきこみます。
        もう1ピースも食べる? 大切に明日までとっておく? 非常に悩ましいところです。

        が、今日の材料費1,000円のケーキは、
        「3等分にしていい?」
        「いいわよ」
        安さで気が大きくなっているのか、即答。
        棟梁はヘラをナイフに持ち替えて、ざっくりとケーキを3つに切り分けました。今日は誤差も気になりません。数ミリくらいなら。


        3人で、淹れたての紅茶とともにいただきました。
        「このクリームを泡立てて塗ったのは栗栖さん、シロップを作ったのはわたし」
        「コーヒーを足したのは俺」
        「そうそう。味、ちょうど良かったわね」
        「だろ?」
        わたしたちの会話は耳に入らないようすで、義父はうまい、うまいと言いながらフォークを口に運んでいました。
        「で、かかった値段は……。おいしい?」
        「うん、うまい」
        「そっか」

        わたしもケーキを一切れほおばりました。
        なめらかな生クリーム。ココアの香り。
        コーヒーシロップは、市販の乾いたスポンジをしっとりと変え、そのほろ苦さはバナナの甘さによく合っていました。

        今年のクリスマスも、3人でケーキを食べることができました。
        実家の両親も今頃、どこかで買ったケーキを食べていることでしょう。
        友人や知人もケーキを食べているのでしょうか。

        全国的に寒い夜。ホワイトクリスマスになっている所も多いそうです。凍る夜空の下、家の中は明るく、温かく、それだけで幸せな気持ちになります。

        ひいらぎ飾ろう ファララララ……
        晴れ着に着替えて ファララララ……
        キャロルを歌おう ファララララ……
        楽しいこのとき ファララララ……

        「あ」
        栗栖さんがケーキから顔をあげました。
        「どうしたの?」
        「明日のぶんも食べちゃった」
        「あ」
        お皿は空でした。

        2人で顔を見合わせ、ふくらんだお腹をさすりながら、にやりと笑いました。
        「まあ、明日また作ればいいか」


        ところが、翌日の25日は、栗栖さんが残業になったため、ケーキを作ることができませんでした。
        ごくふつうの夕飯を作って、食べて、終わりました。


        そんな2012年のクリスマス。にわかクリスチャンらしく、なんともズレたクリスマスでしたが、楽しいものでした。
        25日は過ぎましたが、まだ頭の中で讃美歌が小さく流れています。

         
        JUGEMテーマ:クリスマス
        JUGEMテーマ:クリスマスケーキ
        1