2012総括
2012.12.31 Monday
去年は、病後のリハビリとして、単発の仕事を転々としていました。
今年もその延長ではありますが、安定してきました。
夏から始めた短時間のパートは、今の体調に無理のないもの。春に辞めたパート先からは、先日声がかかり、再度始めることになりました。
どちらも、しばらくお世話になりそうな予感。ありがたいことです。
生活にメリハリが出てきました。
あと今年の小さな変化は……
手帳をバーチカル式に変えました。
庭いじりは放棄。
ずっと財テクに拒否感があったのですが、それは変えなければいけない、と考えるように。
ゼブラのクリップオンマルチ(4色ボールペン+シャープペンシル)は見ると買ってしまう。
勉強はサボリ中。
そんな1年でした。
社会的には、政治を身近に感じるようになりました。
政策と生活は連動していること。国際問題も、長い目で見ていくと、いずれ自分たちの生活にかかわってくるのだろうこと。
他人事ではいけないと、強く思うようになりました。
12月16日の衆議院議員総選挙は印象的でした。
ゆるやかに、今年が過ぎ去っていこうとしています。
船が大きく迂回するように、自分も社会も、どこかへ静かに針路を変えていった気がする2012年。
来年はどんな年になるのでしょう。どうかよい方向に行きますように……。
今年もその延長ではありますが、安定してきました。
夏から始めた短時間のパートは、今の体調に無理のないもの。春に辞めたパート先からは、先日声がかかり、再度始めることになりました。
どちらも、しばらくお世話になりそうな予感。ありがたいことです。
生活にメリハリが出てきました。
あと今年の小さな変化は……
手帳をバーチカル式に変えました。
庭いじりは放棄。
ずっと財テクに拒否感があったのですが、それは変えなければいけない、と考えるように。
ゼブラのクリップオンマルチ(4色ボールペン+シャープペンシル)は見ると買ってしまう。
勉強はサボリ中。
そんな1年でした。
社会的には、政治を身近に感じるようになりました。
政策と生活は連動していること。国際問題も、長い目で見ていくと、いずれ自分たちの生活にかかわってくるのだろうこと。
他人事ではいけないと、強く思うようになりました。
12月16日の衆議院議員総選挙は印象的でした。
ゆるやかに、今年が過ぎ去っていこうとしています。
船が大きく迂回するように、自分も社会も、どこかへ静かに針路を変えていった気がする2012年。
来年はどんな年になるのでしょう。どうかよい方向に行きますように……。
JUGEMテーマ:忙しい年末&楽しいお正月♪
クリスマス2012
2012.12.26 Wednesday
12月24日。
日本中が、1億総“にわかクリスチャン”になる日です。
うちの男達は、夕飯は何にする? というわたしの問いに、
「普通のごはんでOK。フライドチキンなんか無くてもいい」
とものうげに答えていましたが、じゃあケーキもいらない? とたずねると、とたんに背筋をのばし、目を輝かせながら、
「24日にケーキは必須!」
口々に主張を始めました。ああ、ここにもにわかクリスチャンが。
そんなわけで、夕飯後に、クリスマスケーキを作ることになりました。
去年に続いて、栗栖さんとの合作です。
スポンジは市販のもの。
まずシロップを作ります。水少々に、砂糖をとかし、洋酒を入れてアルコールを飛ばします。
そこにインスタントコーヒーを加え、やや苦めの味付けに。
火を止め、冷めたところで、スポンジの上下に塗って染みこませます。
バナナをスライスし、生クリームを泡立てます。
スポンジの間にバナナと生クリームをはさみ、全体にも生クリームをまんべんなく塗ります。
(左官屋さんの腕の見せどころです)
上にバナナの残りを並べ、ココアをふりかけて、できあがり。
シンプルなバナナのショートケーキです。
ケーキ屋でワンホール3,500円のケーキを買った日には、6等分にきっちり分ける我が家。ナイフを持つ手は、均等に切り分けられるか厳しい視線が注がれます。皿に分けられた後も、他人のピースのほうが大きいかもしれないという疑惑を捨てきれないまま、自分の割り当て分をかきこみます。
もう1ピースも食べる? 大切に明日までとっておく? 非常に悩ましいところです。
が、今日の材料費1,000円のケーキは、
「3等分にしていい?」
「いいわよ」
安さで気が大きくなっているのか、即答。
棟梁はヘラをナイフに持ち替えて、ざっくりとケーキを3つに切り分けました。今日は誤差も気になりません。数ミリくらいなら。
3人で、淹れたての紅茶とともにいただきました。
「このクリームを泡立てて塗ったのは栗栖さん、シロップを作ったのはわたし」
「コーヒーを足したのは俺」
「そうそう。味、ちょうど良かったわね」
「だろ?」
わたしたちの会話は耳に入らないようすで、義父はうまい、うまいと言いながらフォークを口に運んでいました。
「で、かかった値段は……。おいしい?」
「うん、うまい」
「そっか」
わたしもケーキを一切れほおばりました。
なめらかな生クリーム。ココアの香り。
コーヒーシロップは、市販の乾いたスポンジをしっとりと変え、そのほろ苦さはバナナの甘さによく合っていました。
今年のクリスマスも、3人でケーキを食べることができました。
実家の両親も今頃、どこかで買ったケーキを食べていることでしょう。
友人や知人もケーキを食べているのでしょうか。
全国的に寒い夜。ホワイトクリスマスになっている所も多いそうです。凍る夜空の下、家の中は明るく、温かく、それだけで幸せな気持ちになります。
ひいらぎ飾ろう ファララララ……
晴れ着に着替えて ファララララ……
キャロルを歌おう ファララララ……
楽しいこのとき ファララララ……
「あ」
栗栖さんがケーキから顔をあげました。
「どうしたの?」
「明日のぶんも食べちゃった」
「あ」
お皿は空でした。
2人で顔を見合わせ、ふくらんだお腹をさすりながら、にやりと笑いました。
「まあ、明日また作ればいいか」
ところが、翌日の25日は、栗栖さんが残業になったため、ケーキを作ることができませんでした。
ごくふつうの夕飯を作って、食べて、終わりました。
そんな2012年のクリスマス。にわかクリスチャンらしく、なんともズレたクリスマスでしたが、楽しいものでした。
25日は過ぎましたが、まだ頭の中で讃美歌が小さく流れています。
日本中が、1億総“にわかクリスチャン”になる日です。
うちの男達は、夕飯は何にする? というわたしの問いに、
「普通のごはんでOK。フライドチキンなんか無くてもいい」
とものうげに答えていましたが、じゃあケーキもいらない? とたずねると、とたんに背筋をのばし、目を輝かせながら、
「24日にケーキは必須!」
口々に主張を始めました。ああ、ここにもにわかクリスチャンが。
そんなわけで、夕飯後に、クリスマスケーキを作ることになりました。
去年に続いて、栗栖さんとの合作です。
スポンジは市販のもの。
まずシロップを作ります。水少々に、砂糖をとかし、洋酒を入れてアルコールを飛ばします。
そこにインスタントコーヒーを加え、やや苦めの味付けに。
火を止め、冷めたところで、スポンジの上下に塗って染みこませます。
バナナをスライスし、生クリームを泡立てます。
スポンジの間にバナナと生クリームをはさみ、全体にも生クリームをまんべんなく塗ります。
(左官屋さんの腕の見せどころです)
上にバナナの残りを並べ、ココアをふりかけて、できあがり。
シンプルなバナナのショートケーキです。
ケーキ屋でワンホール3,500円のケーキを買った日には、6等分にきっちり分ける我が家。ナイフを持つ手は、均等に切り分けられるか厳しい視線が注がれます。皿に分けられた後も、他人のピースのほうが大きいかもしれないという疑惑を捨てきれないまま、自分の割り当て分をかきこみます。
もう1ピースも食べる? 大切に明日までとっておく? 非常に悩ましいところです。
が、今日の材料費1,000円のケーキは、
「3等分にしていい?」
「いいわよ」
安さで気が大きくなっているのか、即答。
棟梁はヘラをナイフに持ち替えて、ざっくりとケーキを3つに切り分けました。今日は誤差も気になりません。数ミリくらいなら。
3人で、淹れたての紅茶とともにいただきました。
「このクリームを泡立てて塗ったのは栗栖さん、シロップを作ったのはわたし」
「コーヒーを足したのは俺」
「そうそう。味、ちょうど良かったわね」
「だろ?」
わたしたちの会話は耳に入らないようすで、義父はうまい、うまいと言いながらフォークを口に運んでいました。
「で、かかった値段は……。おいしい?」
「うん、うまい」
「そっか」
わたしもケーキを一切れほおばりました。
なめらかな生クリーム。ココアの香り。
コーヒーシロップは、市販の乾いたスポンジをしっとりと変え、そのほろ苦さはバナナの甘さによく合っていました。
今年のクリスマスも、3人でケーキを食べることができました。
実家の両親も今頃、どこかで買ったケーキを食べていることでしょう。
友人や知人もケーキを食べているのでしょうか。
全国的に寒い夜。ホワイトクリスマスになっている所も多いそうです。凍る夜空の下、家の中は明るく、温かく、それだけで幸せな気持ちになります。
ひいらぎ飾ろう ファララララ……
晴れ着に着替えて ファララララ……
キャロルを歌おう ファララララ……
楽しいこのとき ファララララ……
「あ」
栗栖さんがケーキから顔をあげました。
「どうしたの?」
「明日のぶんも食べちゃった」
「あ」
お皿は空でした。
2人で顔を見合わせ、ふくらんだお腹をさすりながら、にやりと笑いました。
「まあ、明日また作ればいいか」
ところが、翌日の25日は、栗栖さんが残業になったため、ケーキを作ることができませんでした。
ごくふつうの夕飯を作って、食べて、終わりました。
そんな2012年のクリスマス。にわかクリスチャンらしく、なんともズレたクリスマスでしたが、楽しいものでした。
25日は過ぎましたが、まだ頭の中で讃美歌が小さく流れています。
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