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2015.07.13 Monday

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    開眼と開眼

    2000.07.13 Thursday

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      朝から父が怒っていた。「“カイガン”って言うんだぜ」と息まいている。
      詳しく聞くと、こういうことだった。TVで東山魁夷の番組をやっていた。司会は男女2人のアナウンサー。女性のアナウンサーが「彼は絵画にカイガンしました」と言ったのだそうだ。
      「でも」と、かつて国語の教師だった父が説明した、「“カイガン”じゃあ、目の手術だよ。こういう場合は“カイゲン”と言うべきだ。ハッと悟ったんだから。同じ“開眼”でも、読み方ひとつで大違いなんだよ。俺はNHKに電話してやろうかと思ったぜ。今の人は言葉を知らないな」
      私がぽつりと言った、「私もそれ、今はじめて知った」
      父は黙りこんだ。

      【開眼[カイガン]】視力のなかった目を、見えるようにすること。例:〜手術
      【開眼[カイゲン]】元は仏教用語(1)仏道の心理を悟ること。(2)芸道のこつを悟ること。(3)仏像・仏画に目を入れること。

      いや勉強になりました。

      時は悲しみを癒やすのだろうか。

      2000.07.12 Wednesday

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        犬が死ぬ夢を見た。すでに数年前に他界した愛犬が、夢の中にいた。雨が降るなか、ドッグフードを食べ、食べおえて倒れた。心臓のあたりを押したが、しだいに冷たくなっていった。私は、彼が死んでいくのを見守っていた。現実では何時間もたってから気づいたのに。なんという夢の残酷さ。
        布団の中で目をさまし、泣いた。

        悲しみは、いつ癒えるのだろう。その荒々しさはいつも私を驚かす。かつての喜びも、怒りも、このように鮮明に再現することはない。あの時の狂気のような思いを、今も同じ強さで感じるのはなぜなのか。なぜ悲しみだけが。
        「時が悲しみを癒してくれる」という。それはいったい、いつのことになるのだろう。その時、思い出はかすかな胸のうずきとなるのだろうか。それとも何も感じなくなってしまうのか。

        元気だった頃の彼を思い出して、またすこし泣いた。
         

        HLO, HLO!

        2000.07.07 Friday

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          以前はインターネットなんてなかった。友達の輪を広げたい人は、交友範囲を広げるか、雑誌の欄外に「ペンパルになってください」と書く以外、知り合う機会なんてそうなかった。
          自分の知らない街。会ったこともない人々。海のむこうの国。ああ、旅行してみたいなぁ……

          そんなひと昔前、無線というのは、自分と外をつなぐロマンあふれる機械だったのではないか。「HLO, HLO (HLW)...」。空にむけて放送する。どこかの土地で、誰かがこれを聞いているかもしれない。「ヘロー、ヘロー」。私はここにいますよ。誰かいませんか……
          そして応答がくる。「ヘロー。あなたは誰ですか。こちらはアメリカです」……
          自分が発信し、見ず知らずの人と知り合うことができる、喜び。

          物が少なかった時代。遠い遠いいろんなことに、あこがれがふくらんだ。未知の世界に接する喜びがあった。手の届かない歯がゆさもあった。そういう気持ちがみんな、幸せだった。

          イテテ

          2000.06.23 Friday

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            1週間前から、腰が痛い。「自分は姿勢が悪いな〜」とはつねづね思っていたけど、ずーっと運動もヨガもしなかった。そしたらとうとう体がガタピシいい始めた。

            ウームとうなりながら1週間、ダマシダマシ歩いていたら、なんと、今日は股関節がおかしくなっちゃった。電車から降りようと席を立ったら、股関節に激痛が。声も出ないで立ちつくしました(*^^*)

            びっこを引き引き歩いて、なにが辛いって、階段。しかも下り。手すりがなかったら、私は壁によりかかって泣きふしていたでしょう(←誇張入ってます)

            駅の階段で、お年寄りが後ろ向きに下りている気持ちがわかりました。エスカレーターの導入で、上りを希望するのは健康な人で、本当に足の悪い人は下りのほうを希望していることも、よ〜くわかりました。
            駅に下りのエスカレーターを! そしてエレベーターを導入しよう!(と社会的にまとめて、オシマイ)